2016年9月11日日曜日

ひと咽せ毎に実感するは加齢です


2016年9月11日


先日ある番組を見ておりましたら

マーブルチョコレートを流し込むように
口の中に放り込んでムシャムシャ食べている光景を
目にしました

そうです
筒状の容器を(あの懐かしい容器です)無造作に傾け
円盤型の小粒チョコを口の中にを直接流しこんで
ムシャムシャ食べるんです

演じていらした俳優さんの
苦みばしった若々しいご尊顔とは裏腹に
お口の中では甘さが華々しく広がっていた事でしょう
そのコントラストがとても印象に残ったドラマでした

因みにその俳優さんとは
元総理大臣の息子さんだったと記憶しています



俳優さんの事は別にして
なかなか素晴らしい光景です
私も似たような事をしておりました「昔」
これがなかなか美味いんです

このような食べ方をしますと
口の中に何個入ってしまうかが分かりません

そんなスリリングな状況とワイルドな仕草が
相乗効果を作り出していたのでしょうか
固形の小さなチョコレートがいっそう美味しく
感じられたものです

もちろんチョコレートに限った事ではありません
ワイルドな食べ方は一種のステータスと感じたものです
当時は・・・


こんな食べ方をしておりましたのも
つい先日の事だったような気もしますが
よくよく考えてみると30年・40年前の話です
いや20年位前でもこんな事をしていたかもしれません
いずれにしても随分と昔の話となってしまいました

今でもやってみようと思えば出来ない事ではありません
しかしながら不安があります「咽せったらどうしよう」

そうなんです年齢と共にだんだん
咽せる事が多くなってきました


昔は(若かりし頃は)《あわてて食べるから咽せる》
そう信じておりましたが今は違います

普通に食べている時でも何故か咽せってしまう時があります
食べたものが勝手に奥に入って行って
喉にあたってはじき返されるような感覚です

もちろんその後少しの間
咳き込むと言う苦しみの中に迷い込んでしまいます
こんな時は結構落ちこみます
周囲に対する申し訳なさと自分に対する嫌悪感で


ゆっくり食べる事を意識して
しっかり咀嚼して食べているつもりなのに
そんな心がけに反して勝手に喉に向かって突進して行く
輩がいるようです

そんな輩のお陰で周囲には気まずい思いをし
突然訪れたショックを何とか押さえようと虚しい努力
その後暫く続くコントロール出来ない生理現象


「歳を取るとはこうゆう事だったのか」と
相変わらずいろいろと勉強させて頂いております


「ひと雨毎に季節が移り変わる」と
 毎年毎年良く聞くフレーズがあります
「ひと咽せ毎に年齢をかさねて行く」と
 ついつい思いを馳せてしまう今日この頃です


加齢かな
 ひとむせ毎に
  じっかんするは



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